連載小説第一回:浦安少年物語

松夫、まだ小学1年…可愛い❤
松夫、まだ小学1年…可愛い❤

ー昭和39年初夏ー

 

『ちぇっ、こりゃ~、ツッコミやるしかね~か…』

蜩の声を遠くに聞きながら、松夫はつぶやいた…

古びた自転車をギシギシとこぐ両脚は重く、

松夫の心も重かった

『もうすぐ、オリンピックだって~のによ~』

荷台には、売れ残った浅利、シジミを入れたパイスケが

ジャリジャリ鳴っていた

パイスケというのは、浦安の漁師が捕った浅利シジミを

入れて運ぶための、竹で編んだ籠の様な物だ

 

松夫は、12歳

中学1年だが、働いているわけではない

浦安という町は、昔ながらの漁師町

浅利シジミは江戸川河口の汽水域で、どっさり捕れるのだ

築地市場に運ぶために、きれいに洗ってパイスケに入れて

船に積んであるものを、一つくすねて、東京の下町まで売りに行くのだ

『小遣い10円じゃ~、ラーメンも喰えね~しな~』

先には江戸川を渡るための橋の急斜面が、松夫の足取りをますます重くさせた…

 

<予告>

果たして、松夫の運命やいかに…?

はたまた、この連載は本当に続くのか…??

そして、小高の筆はスラスラ進むのか…???

 

☆この物語はフィクションであり、実在の人物、団体とは、ちょっとだけ関係あります(笑)

 

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コメント: 2
  • #1

    千住ドロン (土曜日, 20 10月 2012 18:27)

    ふ~く~し~ま~さ~あ~ん(^o^)/
    今、池袋に往診に来ているドクター小高に見棄てられて寂しく千住に帰ります(>_<)/

  • #2

    ボーちゃん (日曜日, 21 10月 2012 18:13)

    福島少年カワユスー❤

    大ファンぽよ!!